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遠赤外線式家庭用珈琲焙煎器 

アプリの将来

アプリは常に進化をし続けるものです。アイデアさえ有れば無限の機能を盛り込む事が可能です。

現時点では基本的な機能だけを紹介しましたが、将来こういう機能を持たせたいと言うアイデアは幾つも有ります。

例えば、

  表示されているグラフをワンクリックで拡大・縮小できる様にしたいです。そうすれば僅かな差異を見付け易くなります。
 
過去の焙煎結果と同じ味を再現するには焙煎プロファイル、特に焙煎終了時間を同じにする必要があります。この場合、焙煎終了時間が近づくと警報音で知らせる、あるいは音声で終了までのカウントダウンをさせる、はたまた自動的に焙煎を終了させる事も可能になるでしょう。

いつ焙煎を終了させるかの判定は豆の状態を過去の写真と比較すると判断し易いでしょう。現段階では撮影は携帯端末が持っている写真機機能を利用しようとしていますが、外部からの光だとか、環境の変化により、写真の写り方に差異が生ずるでしょう。将来は焙烙内にLEDライトと写真機能を差し込み、何時も同じ条件下で撮影出来るようになればと考えています。これが出来れば、焙煎中も手元の携帯端末上にリアルタイムで豆の変化を映し出せる様にもなります。
 
  1ハゼ、2ハゼの音を明確に聞き取るのは実際には簡単ではありません。駆動箱内に小さなマイクを組み込み、ハゼ音を捉える事が出来れば、1ハゼ、2ハゼを自動で感知し、グラフ上に自動で印をつける事も可能でしょう。

進行中のプロファイル上に気が付いた事を、何時でもメモとして残せると味の改良方法のアイデアが浮き上がって来るかも知れません。

また進行中のプロファイルを遠隔の友人と一緒に見られ、コメントや意見の交換が出来ると、焙煎が更に楽しく、味を良くするアイデアも湧いて来るでしょう。

現時点での温度制御は加熱器正面に有るダイアルを手動で調整しますが、近い将来には理想加熱プロファイル(加熱温度と加熱時間)を登録し、そのプロファイル通りに自動で行わせる事も出来るでしょう。

頭に描いた理想加熱プロファイルをPCに登録するのに、温度と時間の数値を入力する代わりに、タブレットあるいはPC画面上をペンでなぞれば自動でプロファイル曲線をデジタル指示として保存する事も可能でしょう。あるいは過去の風炉ファイル曲線状の変更したい部分のみポインティングデバイスで書き直せ、そのままデジタル保存してくれると大いに助かります。

プロファイルの修正が自由に出来れば、理想プロファイル作りがより簡単になり、今までに無かった発想の下でプロファイルを作成する人も出てくるかも知れません。

もう少し先には、履歴データーに生豆に関するデーター、すなわち生豆の名称、焙煎する豆の重量だけでなく、豆の寸法(縦、横、厚み,密度、含水率等)、農園名、収穫年、脱水方式、発酵の種類等々の、判る範囲の全てのデーターとテイスティング結果を合わせて紐付けして保存しておけば、AI 技術の応用により、未知の豆であっても最適なプロファイルをより短い時間で作り上げる事も決して夢ではありません。何より、AIを利用するには焙煎データーの蓄積が必要なので、焙煎データーをデジタル記録してくれる本機の実現が早急に求められます。

焙煎ソフトの中身を公開し、誰もが自由に手直し出来る様にしておけば、有志がもっと違った有用な機能を盛り込んでくれるかも知れません。これらのソフトが誰でも自由に使える様に出来ればと思っています。より多くの、経歴の異なる人が集まれば、より使いやすく魅力的なソフトになるでしょう。多くの愛好者を取り込むことが出来ればきっとこんな夢も実現するでしょう。

今回はセンサーとしては温度計しか使用していませんが、将来例えばCO2 とか他の成分を計測出来る小型のセンサーが手に入れば、焙煎中に豆の内部で生じている化学変化をより多角的、化学的に解析できる様になり、豆の内部の化学変化プロセスがより詳しく究明できるはずです。そうすれば、科学的な見地に立ったより良い焙煎法を見付け出す切掛けにもなるでしょう。そんな機会の到来に対応できる焙煎機になればと願っています。
   

             

   
 






























よいコーヒーとは、悪魔のように黒く、地獄のように熱く、天使のように純粋で、愛のように甘い。
シャルル=モーリス・ド・タレーラン
元フランスの首相
          


























数学者はコーヒーを定理に変える機械だ
ポール・エルデシュ 
ハンガリーの数学者